番号: 308 採取日:2025-04-04 産地:熊本県 荒尾市 荒尾
(北緯:32.979418、東経:130.430428)防波堤を越えるとそれに沿って砂浜が続いていた。このあたりもラムサール条約に登録されている「荒尾干潟」の区域に入っており、ここも干潟が続いていると思ったのだが、満潮に近いためか、訪れた時に見えたのは砂浜だけである。有明海は日本でいちばん干満の差が大きいことで有名で、最大6 mに達する。干潟の面積は日本全体の40%にも達するらしい。有明海には水質変化や干潟の減少など、さまざまな問題がある。しかもここは有明海なのか島原湾なのか。有明海と島原湾、使い方や境界は複雑のようだ。海上保安庁は島原湾、国土地理院や農水省は有明海、環境省は北と南に分けているらしい。
(撮影:中野 俊)