黒鉄会は「たたら製鉄」を行うグループです。私たちは鉄に関係することもしないことも、なんでも学び、遊んでいます。頭も使い、体も使う・・・ そんな、少し変わった人たちの集まりです。
   
 

 東京の市民グループ、黒鉄会(くろがねかい)は1994年9月に誕生した、たたら製鉄に関心のある人たちが集まって結成されたグループです。第1回のたたら製鉄は田無市(現 西東京市)の小学校において一般市民の参加者とともに、東京工業大学永田和宏教授(当時)の指導を受け操業をおこないました(1994年12月14日)。その後、東京工業大学ナイフクラブとの交流から、たたら製鉄に何度も参加をさせてもらいました。さらに黒鉄会では、土で作った炉を使う本格的な小だたら製鉄に挑戦しています。いろいろな方の、特に岐阜県の故大野兼正刀匠や滋賀県の西川さん(鍛冶大鐵工)のご指導を仰ぎながらも、まだまだ試行錯誤を繰り返している段階です。
 黒鉄会は神奈川県内の相模湖の近くに常設のたたら小屋を自分たちの手で作りました。そこを拠点として、たたら製鉄の燃料とする炭も自分たちで焼き、さらに鉄鉱石、砂鉄や粘土の採集に出かけたり、かつての鉱山跡をめぐったりと大忙しです。2010年、たたら場は現在の場所に引っ越しました。新しい場所は最初のたたら小屋から直線で約3-4キロ南東の狭い谷間にあります。たたら場は、鉄管パイプを組み、可動式の屋根があるだけの簡素な構造です。
 学習会では、金属の研究者や刀鍛冶だけでなく、鉄の歴史の研究者、さらには民俗学者など、幅広い分野の講師を招いて学んでいます。


 

  たたら製鉄について

  小だたら操業記録

      次のたたら製鉄の予定

  学習会の記録

  たたら小屋作り

  フィールドワーク

  鉄鉱物、鉄鉱床の成因について

  リンク集


  黒鉄会問い合わせ先(サイト管理人): tatara@tatara.net

 
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